宮崎駿イメージボード集
「買おうかなあ」と悩んでるうちに売り切れる、という事を2度も繰り返してしまうという個人的因縁のある本をようやくゲット。
83年に講談社から発売された、宮崎さんの「イメージボード」にスポットを当てた本。
時代なのかもしれないけど、当時でも相当マニアックな企画だったと思うのだが。
やはりこの本の最大の注目点といえば「長靴下のピッピ」レイアウト!
この本だけに収録されている、結局実現しなかった幻の「名作劇場」企画。
原作も好きなんですが、やっぱり「パワフル少女主人公の児童文学」というのはホント宮崎さんにハマっていて
ボードからも、ドタバタアクションが伝わってきます。
絵もホント気合が入っていて素晴らしい。
カエルと飛び込む所とか、ブランコとかホント良いなあ〜〜。
薪を投げ込む所とかアニメで観たい!
しかし、なんでこの本だけ掲載できたのだろうか?
不遇期の宮崎さんの巻末インタビューも面白い。
買って良かった!!
ドリームガールズ
ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
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いやあ、大人だ。
ミュージカル映画なんだけども、あくまで「ステージ上で歌うと」いう縛りを設けて、拒否反応が起こらないようになっている。
音楽を邪魔しない程度に、サクセスストーリーや恋愛要素があってダレ無いように上手く繋いである。
そもそも、その音楽がクオリティーが高いのは言うまでもなく。
日本人の自分には細かい事はわからないが、各方面にキチッと気を配ってある感じがひしひしと。
「黒人映画」っていう需要もあるんだろけど、それはそれとして作り手の真摯さを感じた。
自分程度でも史実に基づいているのはなんとなくわかり「駆け足で綴る近代黒人音楽史」という面も。
BGVとして流すには最適な映画だ。
ホント成熟したコンテンツ産業だなあ。
コープスブライド
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「ナイトメア」のモチーフの組み換えだが、また違った魅力があり、完成度が高くそつが無い。
不幸女子萌え。
思えば同じキリスト教モチーフを感じさせますね。
劇場視聴時も思ったが非常に男よりの話で、「ナイトメア」ファンの女子たちはどうだったのだろうか?
ジャックみたいなイケメンキャラもおらんし。
お目当てのメイキングも充実。職人たちの素晴らしい仕事にまた感動。
「ナイトメア」も観直したばかりなので実感するが、技術の向上が目を見張る。
表情芝居が素晴らしい!(メイキングによるとそういう内部機構が仕込んであるらしい。愕然)
ストップモーションでピアノの連弾とか正気のさたじゃない。
ティムがインタビューで「低予算の映画だった」とか言ってるよ!マジかよ!!
ストップモーションは質感等を楽しめる、非常にHD画質向けの手法であることを実感。
今後、案外再評価されてタイトルが増えてきたりする可能性もあるなあ、と。
これができる人材がそもそも限られてくるのだろうが。
チェブラーシカもせっかくリマスターしたんだから、BDでさっさと出して欲しい。
忘れ去られがちな(失礼)「ナイトメア」ヘンリー・セリック監督の新作が観れるみたいです。
こちらも楽しみ!
http://www.coraline.com/
冲方式アニメ&マンガ ストーリー創作塾
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今回はアニメ漫画編。
前回の本業「小説」比べるとやや雑かなあ。
とはいえ、企画の思考プロセスは凄く面白い。
マインドマップを作成するというのは感心した。
実際の企画書もいくつかのっており、現場でも案外グダグダな企画書がまかり通ってたりする中
冲方さんのは非常に良くできていて、大変参考になります。
案外、企画書を目にできる機会というのは少ないと思われるので貴重。
あと、現場にいる人間としての正直な実感と熱意が書かれており、励まされる。
冲方さんでも上手くいかないんだからしょうがないw
コンテンツ産業で飯を食っている、あるいは志望者で
企画書を書いて行こう!という志のある方には、発見や示唆を与えてくれる本と思います。
手描きアニメ用のデジタルツールあれこれ
氷川竜介ブログ
http://hikawa.cocolog-nifty.com/data/2009/02/post-00c6.html
案外書かれてる方がいないのかもしれないなあ、と思ったので、
手描きアニメ用のデジタルツールあれこれについて書いておこうと思います。
あと、うごメモユーザーの方が物足りなくなった場合も参考になればと。
ただうごメモから入っちゃうと、他はイライラする可能性も・・・。
氷川さんの話題にされているQAR代替使用ですが、
僕はWEBカメラ+フリーGIFアニメ制作ソフトで机に取り付けて使用しています。
スキャンする手間が省けるだけでもずいぶん違います。
Giam :http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw6/pw006126.html
各フレームごとに、タイミングを変えれますが、単位が「x/100s」なんで
ご使用のfpsの常用するコマ打ちでの近似値をあらかじめ出しておくと便利。
プレビューの速度的正しさに保証はありませんが、感覚的には正確に出てると思います。
WEBカメラはこれを使っています。
ロジクール キューカムプロフォアノートブック QCAM-200V
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フォーカス付きが最低条件。
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・彩色に関してはかゆい所に手の届く機能満載。
・ベクター作画は非常にシンプル。細かい調整は他ソフトに劣るが、早く描ける。しかも彩色までベクターで持っていける。ベクターに対してセル塗することを前提にしたソフトは他に無いかと。
・原画描くのは無理。プレビューに直に作画できないとPCで描く意味無い。
・現在Flashで原画まで描いてレタスで動画以降してます。
・コアレタスは、一般的な動画編集ソフトに慣れてると、やはり使いずらい。「ジャギ取り」ができるのは便利なので、とりあえず連番で出すという使用法も。
・とにかく最後までこれ一本で作れるのは、コストを考えると素晴らしい。とりあえず原画、液晶タブレットが無い場合は動画まで紙でやっちゃえば良いわけで。
だんだん、「本棚」じゃなくなって来たなあ。
百舌谷さん逆上する
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ずるいなあ。
あまりのくだらなさに笑ってしまうのだが
「ツンデレ」の設定が難解すぎて、やや自己崩壊を起こしてる感はあり。
そんなことより、1巻あとがき「出身漫研に行ってみた」漫画があまりにも身につまされまくり、転げまわる。