手描きアニメ用のデジタルツールあれこれ

氷川竜介ブログ
http://hikawa.cocolog-nifty.com/data/2009/02/post-00c6.html
 
案外書かれてる方がいないのかもしれないなあ、と思ったので、
手描きアニメ用のデジタルツールあれこれについて書いておこうと思います。
あと、うごメモユーザーの方が物足りなくなった場合も参考になればと。
ただうごメモから入っちゃうと、他はイライラする可能性も・・・。
 
氷川さんの話題にされているQAR代替使用ですが、
僕はWEBカメラ+フリーGIFアニメ制作ソフトで机に取り付けて使用しています。
スキャンする手間が省けるだけでもずいぶん違います。
 
Giam :http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw6/pw006126.html
 
各フレームごとに、タイミングを変えれますが、単位が「x/100s」なんで
ご使用のfpsの常用するコマ打ちでの近似値をあらかじめ出しておくと便利。
プレビューの速度的正しさに保証はありませんが、感覚的には正確に出てると思います。
 
WEBカメラはこれを使っています。

ロジクール キューカムプロフォアノートブック QCAM-200V

ロジクール キューカムプロフォアノートブック QCAM-200V

あまり安物だと役に立たないので、そこそこのものを買いましょう。
フォーカス付きが最低条件。
 
 
RETAS STUDIO Windows

RETAS STUDIO Windows

RETAS!を使ってみた感想。タブレットPC使用。
・彩色に関してはかゆい所に手の届く機能満載。
ベクター作画は非常にシンプル。細かい調整は他ソフトに劣るが、早く描ける。しかも彩色までベクターで持っていける。ベクターに対してセル塗することを前提にしたソフトは他に無いかと。
・原画描くのは無理。プレビューに直に作画できないとPCで描く意味無い。
・現在Flashで原画まで描いてレタスで動画以降してます。
・コアレタスは、一般的な動画編集ソフトに慣れてると、やはり使いずらい。「ジャギ取り」ができるのは便利なので、とりあえず連番で出すという使用法も。
・とにかく最後までこれ一本で作れるのは、コストを考えると素晴らしい。とりあえず原画、液晶タブレットが無い場合は動画まで紙でやっちゃえば良いわけで。
 
だんだん、「本棚」じゃなくなって来たなあ。