イースタン・プロミス

小粒だが精巧かつ硬質。
ヤクザモノ。
意図的に盛り上がりを排除し、それでも演出手腕でカッチリダレさせない。
話もひとひねりがるが、声を荒げて「転」をアピールすることは一切ない。
技術と、それに対する自信を感じる職人監督映画。
キャラクターも皆(淡々と)魅力的。
主人公のクールマッチョぶり。
終盤のサウナ素っ裸バトルが、やたら見せ方が凝っていて圧巻。